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私が言う「半平家」とは、1階に主寝室、2階に子供部屋を作った「親＝1階完結型」の家のことです。
建築学科卒で、建築紹介系TV大好きなペリカが家を建てるとなった時、いろーんな希望がありました。
その中でも1番の希望が、大人が2階に上がらなくていい間取り。
1階に主寝室が欲しいー！
実際、1階主寝室の半平家に暮らしてみて、メリットだらけだったので紹介したいと思います。
今から家の間取りを決める人
2階に上がらず生活したい人
面倒なことはしたくない！家ではズボラに楽したい！
なぜ半平家を建てようと思ったのか？
私の実家も、親と祖父母の寝室が1階、子ども部屋が2階という間取り。
子ども時代に生活していましたが、まぁ生活しやすい！
今はこんな半平家に住んでます
我が家の2階は子ども部屋とトイレ、屋根裏収納のみ。
自分の家にも、実家の間取りを採用！
「半平家」のメリット（1階に主寝室、ファミリークローゼットがある間取り）
もはや…階段は本棚＆物置き。
子どもが2階に行かないようにしているけど、レイアウト迷走中です。
子どもが小さいので、まだ2階は使用していません。
日常的に使う動線が短くて済むので、時短につながります。
「洗濯→干す→収納」これも、もちろん1階で完結。
1階にファミリークローゼット、脱衣室を広く取っているので、子どもの服を2階に持って上がる必要もなし！
2階に服を片付けに行く気がない母です
未就学児の子どもをお昼寝させるのに、主寝室がちょうどいい。
泣き声が聞こえたらリビングからも行きやすい。
親も眠くなればお昼寝に使います（笑）
疲れている時は早く寝室に行きたいんです…！
夜中に水が飲みたくなっても、1階なのですぐキッチンに行けるのも良い！
我が家は60坪の土地。
平家を建てられるほどの土地の広さはありません。
もちろん平家が理想ではありますが、なかなか広い土地に巡り会えないもの。
土地が広くなれば、価格も高くなりますしね…
土地と建物価格、ちょうど良いバランスで建てられるのが、半平家では！？
子どもは階段が大好きなので、2階に上がることを苦に思うことがありません。（私がそうでした！）
逆に親との程よい距離が生まれるので、心地よく感じるのでは。
一応リビング階段にしてあるので、コミュニケーションできる間取りでもあります。
生活リズムが変わってくる時期には、部屋が近いと気を使います。
親からしても、子からしても、半平家はちょうどいい！
半平家のデメリット
もちろんありますよー、デメリット。
主寝室分、1階が広くなります。
なので、屋根と基礎が余計に必要となり、増えた面積分お金も追加で必要となります。
初期費用は少し増えるかもしれませんが、半平家は絶大なメリットを感じます。
私の場合、建物の仕様を少し節約すれば回収できるレベルでした。
主寝室を2階にした間取りなら、そのスペースに駐車場を1〜2台分多く配置できたかも。
庭を増やしてガーデニングも、より楽しめたかも。
土地60坪で半平家の我が家では、3台の駐車スペースと狭めの庭を確保できています。
うちは分譲地なので、隣家とも割と近い土地です。
1階スペースが境界線に近いところに配置されるので、隣家との距離が近づきます。
それに関しては、駐輪スペースを配置する案があるので、別記事で紹介したいと思います。
「もしも」の時に備えて1階主寝室を推奨したい
家を建てる時、老後まで住むイメージを持ってますか？
子育てにはもちろん、年を取ってからの介護にも役立つ半平家の間取り。
老後、毎日階段登って寝に行かなくて良いんです〜〜！
危ないし、疲れちゃう。
階段を登らないで生活できれば、車椅子になっても生活がしやすい。
小さいお店をしたくなったり、事務所が欲しくなったりするかもしれない。
サロンや、お菓子屋さん、通販など、個人が家で仕事をする時代！
玄関から主寝室スペースに直接行ければ、お客さんにも柔軟に対応できそう。
可能性が感じられる間取りです。
夫がコロナになった時、私と子どもへは感染せず！
主寝室を夫、リビングの畳スペースを私と子どもが使うようにして、完全隔離。
主寝室からも洗面、お風呂は行けますが、リビングを通らなくて良い間取り。
程よい距離感の間取りが、コロナの隔離で活躍しました。
自分たちでもびっくり！！！
もし2階に主寝室だったら、リビングも通り、私たちの寝る部屋とも近くなるので、うつっていたかも…
まとめ
これからの人生大半を家で過ごすので、少しでも楽したいですよね！
2階に主寝室と子ども部屋がある間取りって、世の中多いと思います。
建売住宅はもちろん、注文住宅でも多くみられます。
これから家を建てる人、リノベする人は、あたりまえ、なんとなく、という感覚を捨てちゃってください！
1階に主寝室で楽しよー！
ぜひ1度、時短につながる半平家・ちょうど良い距離感の半平家を検討してみてねー！
